■ 3月の絵本「いまのきもちはどんないろ?」

自分の気持ちを色で表すと何色になるのかな?音にしたら?
毎日いろいろなことを経験するけど、感じ方は人それぞれ。
気持ちを色で表すこと、色から想像することなど、みんな違う。
違うって不思議、違うって面白い、そんな優しい気持ちになれる絵本です。

作 えがしら みちこ
発行 株式会社KADOKAWA
4歳ぐらいから

■ 2月の絵本「だれがいなくなったの?」

 こぐまさんとママぐまさんは、一緒に買い物にでかけました。ミルク、パン、イーストなど、いろいろなものをかっています。
 こぐまさんは、ママぐまさんに、
「バナナをかいましょう。おいしそうなの えらんで おいて」
と頼まれて、がんばって選ぶのですが、その後ママぐまさんとはぐれてしまったのです。さあ、こぐまさんはどうなってしまうのでしょうか。
 買い物をする子どもの気持ちと親としての行動を改めて考えさせられる絵本です。

スティーナ・ヴィルセン 作
ヘレンハルメ美穂 訳
クレヨンハウス 発行
2歳ぐらいから

■ 1月の絵本「くまくまぱん」

おさななじみの くまさんと しろくまさんが パンやを はじめました。
とてもおいしくて まちじゅうの ひょうばんになった くまくまパン。
あるひ いちばんの おすすめのパンを めぐって くまさんと しろくまさんは けんかを はじめてしまい とうとう おみせは おやすみに・・・。
そこにやってきたのは どうぶつのくにの おうさまの かば。
「わたしに まかせなさい!」
くまくまパンは ぶじに さいかい できるのでしょうか?

作:西村 敏雄
発行所:あかね書房
3歳ぐらいから


■ 12月の絵本「大ピンチずかん」

毎日楽しく過ごしていても、いつピンチに遭遇するかわかりません。
「牛乳がこぼれた時」などの大ピンチ?に遭遇したときの「どうする?」の疑問に答えてくれる・・・かもしれません。
これが正解!というものではなく、「こんなときどうする?」と友達やお父さん、お母さんと一緒に読みながら楽しく話ができる絵本です。

作:鈴木のりたけ
発行所:小学館
5歳ぐらいから

■ 11月の絵本 「とんとんとんとん ひげじいさん」

子ども達が大好きな手遊びの一つを題材にした絵本です。
きつねさんとたぬきさんが、「とんとんとんとん・・・」と歌を歌うと、あら不思議。たぬきさんがへんしん!
子どもと一緒に歌って楽しめる絵本です。

構成・絵 藤本ともひこ
発行 ひさかたチャイルド

1歳ぐらいから

■ 10月の絵本 「それしか ないわけ ないでしょう」

 お兄ちゃんの「ねえねえ、しってる?みらいはたいへんなんだぜ」の一言からはじまる、妹のあれやこれやと未来に想像をふくらませる、ゆかいなお話です。
 「そんなみらいもあるかもね~」と、想像を膨らませながら親子で楽しく読める絵本ですよ。

著者 ヨシタケシンスケ
発行 株式会社 白泉社

4歳ぐらいから

■ 9月の絵本 「ごきげんな らいおん」

 フランスのまちの どうぶつえんにすんでいる ごきげんな らいおんがいました。
 まちのひとたちに こえをかけてもらったり おんがくをきかせてもらったり ごちそうをもらったりして いつもごきげんでした。
 あるひ ごきげんな らいおんのいえのとを しいくがかりが しめわすれていたのです。
 ごきげんな らいおんは 「まちのひとたちに あいにいってこよう」と でかけていきました。
 まちのひとたちは いつものように こえをかけてくれるのでしょうか?

ルイーズ・ファティオ ぶん
ロジャー・デュボアザン え
むらおか はな やく
発行:福音館書店

4歳ぐらいから

■ 8月の絵本 「どしゃぶり」

 雨の日って外で遊べないし、出かけても濡れるし、いいことない・・・。
 そう思っている人も、この絵本を読むと雨の中に出かけたくなるかもしれません。
 雨の降る描写や音の表現がとても迫力があり、読んでいると引き込まれそうになる絵本です。
 傘をささずに体全身で雨を感じる子どもの楽しそうな表情がとてもすてきで、思わず自分もしてみたくなるかも。
 こんな風に雨を楽しめるといいですね。

おーなり由子 ぶん
はた こうしろう え
発行:講談社

3歳ぐらいから

■ 7月の絵本 「どんないえにすみたい?」

 ねずみのヘンリエッタは、世界的に有名な建築家。設計・内装・デザイン、なんでも手掛けます。
 たくさんのお客さんが、家をつくって欲しいとやってきます。りす、ます、ねこ、もぐら、・・・。いったいどんな家なのでしょう?
 たくさんの素敵な家は、イラストの細かな部分も楽しめます。みなさんはどんな家に住みたいですか?

文:ジョージ・メンドーサ
絵:ドリス・スーザン・スミス
訳:木坂 涼
発行:好学社

3歳ぐらいから

■ 6月の絵本 「じっちょりんのあるくみち」

 だんちのすみで、とても ちいさな じっちょりんのかぞくが すんでいます。
 あさごはんをすませて じっちょりんのかぞくは はなのたねでいっぱいになった かばんをせおって おでかけです。
  じっちょりんのあるくみちでは どんなできごとがあるのでしょうか。そして、はなのたねはどうするのでしょうか。それはみてのおたのしみ。

作:かとう あじゅ
発行 文渓堂
2歳ぐらいから



■ 5月の絵本 「キャベツをもって」

おいしそうな たくさんのキャベツ。
かばくんにあげようと いろいろなところをさがします
「ぱち ぱち ぱち ぱち かばくん あ・そ・ぼ」
でも、そこにいるのは かばくんではなく・・・。
何が出てくるのかちょっとドキドキする かわいい絵本です。

作:浦中こういち
発行 クレヨンハウス
1歳ぐらいから


■ 4月の絵本 「このほん よんでくれ!」

 親子が読んでいた絵本をこっそり見ていたオオカミは、その絵本の楽しさにうっとり・・・。
 でも、親子は途中で読むのをやめてしまい、オオカミは続きが知りたくてしかたありません。
 その時、親子が落とした絵本をぐうぜん手に入れたのですが、オオカミは字が読めなかったのです!
 困ってしまったオオカミは森のみんなに頼むのですが・・・。
 絵本をきっかけとした、オオカミと森の動物たちとのやりとりが楽しい、素敵な絵本です。

ベネディクト・カルボネリ 文
ミカエル・ドゥリュリュー 絵
ほむらひろし 訳
発行 クレヨンハウス
3歳ぐらいから

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